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「AIに作らせるなら、サーバー代もいらないって聞きました」
「無料で公開できるなら、そのほうがよくないですか」
こんにちは、Web制作フリーランスのジューンです。無料で公開する方法、私も使っています。毎日使っています。
結論から言うと、自分だけが使うものは無料の置き場所で作って、お店や事業のサイトはレンタルサーバー+WordPressにしています。
同じAIを使って作るのに、置き場所は分けています。ケチっているわけではなく、分ける理由がはっきりあるからです。
この記事では、その基準を質問3つの形でお話しします。テーマを何にするかの話は、次の記事に譲ります。

まず、私が実際に無料でサーバーに置いているものを出します。
3つとも、AIと一緒に作って、Cloudflareという海外のサービスに置いています。サーバー代はゼロです。思いついたその日のうちに、動くところまでいきました。
この3つに共通しているのは、使う人が私しかいないことです。
だから、壊れても私が困るだけです。表示がおかしくなれば私が直しますし、仕様が変わったら私が引っ越します。誰にも謝らなくていい。
無料の置き場所が向いているのは「壊れたら自分で直せばいい」もの。自分の実験、自分のメモ、社内だけのツール。ここは迷わず無料で作ります。
逆に言うと、お客さんが来るサイトは、この条件から外れます。 ここから先が、この記事の本題です。

お店や事業のサイトになると、私はレンタルサーバー(エックスサーバー、ロリポップなど、日本語で契約できるサーバー会社)を選びます。
先に書いておくと、無料のサービスが技術的に劣っているからではありません。むしろ速いです。私が気にしているのは、もっと地味な2つです。
10年続けるつもりのサイトなら、そのサイトが誰の名義になっているかが効いてきます。
レンタルサーバーは、契約するときに名前とクレジットカードを登録します。面倒に見えますが、この面倒が保険になります。契約と請求の記録が、そのサイトが誰のものかを証明してくれるからです。
無料のサービスには、それがありません。だから、作った人のアカウントに相乗りしたまま、何年も過ぎます。
私が本当に怖いのはここです。もし私が長く連絡を取れなくなったら、そのサイトはどうなるか。ログインできる人が誰もいないまま、ある日消えます。お客さんの手元には、何も残りません。
自分のサイトを自分で作る場合も同じです。アカウントのメールアドレスとパスワードを、家族が知っているか。 一度確かめておいたほうがいいです。
もう1つは、引き継げるかどうかです。
レンタルサーバーの管理画面は、Web制作をやっている人ならだいたい誰でも触れます。「サーバーはエックスサーバーです」と言えば、それで話が通じます。
一方、私が自分のアプリで使っているような構成は、触れる人がぐっと減ります。5年後に誰かへ頼みたくなったとき、「うちでは対応できません」と言われる可能性が高い。
無料であることそのものも、実は不確定です。会社がなくなるとは思っていません。でも、無料で使える範囲や条件が10年間ずっと同じである保証は、どこにもありません。お金を払っていない相手に、そこまで求められないんです。
置き場所は「速いかどうか」ではなく「10年後に、自分以外の誰かが触れるか」で決める。
\ 選ばれているから、初心者でも安心 /

置き場所が決まったら、次は作り方です。AIに書かせたHTMLをそのまま置くか、WordPressに載せるか。
ここは、私の中では1つの質問だけです。
「1年に1回でも、文章か写真を変えたくなりそうですか」
変えたくなるなら、WordPressにします。理由は費用ではなく、気まずさです。
お知らせを1本足したいだけなのに、制作した人に連絡して、原稿を送って、返事を待つ。この往復は必ず面倒になります。面倒になると、更新しなくなります。
しかも、その1本に更新費用がかかりますと言われたら、頼むほうも気を使います。「じゃあ、いいです」の一言で更新が止まったサイトを、私は何度も見てきました。
自分のサイトでも同じです。自分で直せない状態のサイトは、結局さわらなくなります。
私が運営しているヨガサロンのサイトは、WordPressで作りました。だからブログ記事を30本追加できましたし、サイトからの予約も入り始めています。もしHTMLのままだったら、30本目までたどり着いていません。
いいことばかりではないので、そこも書きます。
WordPressは、本体・テーマ・プラグインの更新のお知らせが定期的に来ます。放っておくと、古いまま動き続けます。
なので、WordPressを選ぶときは、更新のボタンを誰が押すのかを先に決めておいてください。 自分で押すのか、制作した人にお願いするのか。ここを決めないまま公開すると、誰も見ないサイトができあがります。
私は、週に1回サイトの状態がメールで届く仕組みを作って、それを見てから動くようにしました。
裏を返せば、この先ずっと更新しないと言い切れるサイトなら、HTMLのままのほうが安全です。 動く部品が少ないぶん、放っておいても壊れません。会社案内1ページだけ、というような場合ですね。
「更新するかも」と少しでも思うなら、WordPressにしておいたほうがいいです。あとからHTMLをWordPressに引っ越すほうが、はるかに大変です。

ここまでの話は、お店や会社の情報を発信するサイトを想定しています。
この3つが入る場合は、考えることがまったく変わります。私なら、その時点で詳しい方に相談します。この記事の判断をそのまま当てはめないでください。
もう1つ。構成をAIに相談するのはとても便利ですが、サーバーのIDやパスワードは、そのまま貼らないでください。 伏せ字か、仮の文字に置き換えれば十分に相談できます。

3つとも、技術の話ではありません。何年続けるか、誰が触るか、それだけです。
AIでサイトを作るのは、コードを書かせる問題じゃない。先に決めごとを作る問題だ。
置き場所と作り方は、その決めごとのいちばん最初にきます。ここが決まってはじめて、次の「どのテーマにするか」の話ができます。
次は、WordPressテーマを1つに絞った理由を書いた記事へどうぞ。AIと組むなら、テーマは揃えたほうが速いです。


\ 選ばれているから、初心者でも安心 /