ー おすすめの記事 ー

SWELL購入から使い始めるまでの全レビュー!
迷ったけれど、やっぱり選んで良かった

SWELL導入前に知りたいデメリット!
後悔しないための注意点まとめ


「AIにデザインを頼んだら、それなりのものが出てきた。でも、なんかしっくりこない」
「悪くはないんです。ただ、これでいいのか分からない」
こんにちは、Web制作フリーランスのジューンです。私も、出てきた2つの案を前に固まりました。
結論から言うと、AIの案は「正解」ではなく、可能性の1つです。
だから、良いか悪いかで選ぶと決まりません。自分がそれを言いたいかどうかで決めます。
実際に私が2つのAIに同じ条件で頼んで、両方とも採用しなかった話をします。

自分で運営しているヨガサロンのサイトを作り直したとき、ClaudeとChatGPTの両方に、同じ条件でトップページの構成を作ってもらいました。
出てきたものは、驚くほど違いました。
Claudeが作ったのは、「こういう思いでやっています」というメッセージを先頭に置いた構成でした。サロンの考え方があって、その流れのなかにレッスンの説明がある。
読むと、じんわりします。品もあります。
ChatGPTは正反対でした。読む人の不安を並べるところから入って、ヨガのメリット、メニューへと誘導していく構成です。いわゆるランディングページの形ですね。
こちらは、動きがあります。読んだ人が「あ、私のことだ」と思う作りです。

同じ材料を渡しても、AIによって出てくる方向はまったく違います。どちらが優秀か、という話ではありません。得意な型が違うだけです。
特別なことはしていません。両方に同じ文章を貼りました。
ヨガサロンのトップページの構成を考えてください。
・少人数制(最大2名)の個人レッスン
・お客さまは50代〜60代の女性
・姿勢の改善と、眠りの質を整えることが得意
・入会金、年会費なし
セクションの並びと、それぞれに何を書くかを出してください。
「いい感じにして」とは書きません。誰に向けたサイトかと、うちは何ができるのかだけ伝えます。あとはAIに任せて、出てきた形の違いを見ます。

2つとも、間違っていません。どちらも「アリ」です。
でも、どちらも選びませんでした。
理由は1つです。
ChatGPTの案を読んでいて、はっきり分かりました。
私は、不安ばかり書きたくなかったんです。
眠れない。体が重い。姿勢が気になる。更年期がつらい。——たしかに、うちに来てくださる50代・60代の方は、そういうお悩みを持っています。だから書けば当たります。
でも、私が書きたかったのはそこではありませんでした。ヨガをすると楽しい。体が良くなる。それを伝えたかったんです。
Claudeの案も同じでした。悪くない。でも哲学を先頭に置くと、「で、何をしてくれるの?」が後回しになります。はじめての方は、そこが分からないと申し込めません。
いま動いているトップページは、この並びです。
| 順番 | セクション | 中身 |
|---|---|---|
| 1 | 紬の4つの特徴 | 少人数制/眠り/姿勢改善/自分のペース |
| 2 | 紬について | サロンの考え方 |
| 3 | レッスンのご案内 | メニューと料金 |
| 4 | お客様の声 | 通っている方の言葉 |
| 5 | ご予約・お問合せ | 公式LINEへ |
哲学は消していません。2番目に置きました。先頭にはしませんでした。
そして、不安を並べるセクションは作りませんでした。お悩みには触れますが、必ず「整えていきます」で閉じています。4つ目の特徴にいたっては「週1でも月1でも大丈夫。入会金・年会費は無料」です。売り込みの逆ですね。
2つの案を捨てたのではなくて、2つ見たから「自分はどっちでもない」と分かりました。1つしか見ていなかったら、たぶんそのまま出していました。
\ 選ばれているから、初心者でも安心 /

ここからが本題です。出てきた案を、どう判断するか。
私はこの3つを自分に聞きます。デザインの良し悪しは、いったん脇に置きます。
お客さんの立場で読んでみます。
「眠れないあなたへ」と言われて嬉しいか。私は、あまり嬉しくありませんでした。すでに困っている人に、困っていますねと重ねて言う形になっていたからです。
AIは、それらしい言葉をいくらでも作れます。でも、思っていないことを書くと、あとで自分が困ります。
サイトを見て来てくださった方に、書いてあるとおりの顔で会えるか。ここは自分にしか判断できません。
これが一番効きます。
まず消したい一文を探します。そして、なぜ消したいのかを言葉にします。
私の場合は「こんなお悩み、ありませんか?」でした。消したい理由を考えたら、「不安じゃなくて、良くなることを書きたい」と出てきました。その瞬間に、自分が作りたいものが決まりました。
良い案を選ぼうとすると迷います。消したい一文を探すと、自分の考えが出てきます。AIの案は、そのために使います。

私は、2つのAIに頼んで、どちらも採用しませんでした。でも、2つ出させたことに意味がありました。幅が見えたから、自分の位置が分かったんです。
AIでサイトを作るのは、コードを書かせる問題じゃない。先に決めごとを作る問題だ。
何を書くかを決める前に、何を書かないかを決める。それが、その人らしいサイトになります。
次回は、決めた中身をどう形にしていくか。AIと一緒に作る「サイト構成表」の話を書きます。


\ 選ばれているから、初心者でも安心 /
